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バッテリーバランサLTC3305

LTのバッテリーバランサIC LTC3305を使った2直用基板を作って動かしてみました。回路はデータシート通りで、モニター用にAVRを載せてありますが、まだ動かしてはいません。LTC3305はマイコン無しでスタンドアロンで動作します。

バッテリーバランサ基板

バッテリーバランサ基板

バッテリーバランサ試験の様子

バッテリーバランサ試験の様子

バッテリーは7Ahで行いましたが、バッテリーからバッテリーへの充放電なのでゆっくりしたもので、なかなか終了しません。電圧が高いバッテリーから低いバッテリーに間欠的に充放電しているので、時間をかければバランスしそうです。アンバランスな2個のバッテリーを直列にして充電すると吸収充電時に極端に電圧差ができますが、それを補正するようなことはできないようです。常時動かしておいて常にバランスさせておくような使い方になるのではないかと思います。

動くようなので実際のオフグリッドシステムに付けてみようと思います。

 

ストリング電流モニタの製作3

今日は晴天で影の影響がよくわかるグラフが取れました。

StringLoggerGraph20160711

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朝はCT1系統が屋根の影になるところからスタートして、その後CT2系統が庭木の影響で少し落ちています。夕方になるとCT3が屋根の影になり、順番にCT4、CT5、CT6と影になって下がっているのがよくわかります。PVモジュールの特徴で、一部に影ができると一気に発電しなくなっていることがよくわかります。問題はCT4系統のPVモジュール脇に付けている日射センサもいっしょに影になっていることでしょうか。日射センサは1日中影にはならない所に移動させないといけません。

思っていた通りのグラフでした。前にも書いたようにCT1,CT2系統が思っていたより健闘していることがわかりました。ロガーは他のロガーと一緒のPCに入れましたので1年中データが取れることになります。家の前の林を地主さんが間伐してくれて太陽角度が低い冬場の発電量が増えているようですので、冬のデータも確認する予定です。

 

ストリング電流モニタの製作2

グラフを取ってみると影になってるストリングがよくわかります。CT2の系統が朝から9時頃まで下がっていますが、屋根の影が5直の内の1枚にかかっていました。太陽が南に移動してくると解消されます。各ストリングの差も少しあります。CT1,2の系統は西向き5度ぐらい、その他は南向き20度ぐらいで設置してあります。今日は曇天だったので発電量も低く、日射量との差が小さくて見にくいですが、西向きのCT1,2系統が思ったより健闘していることが分かりました。晴れの日のデータが楽しみです。

StringLoggerGraph

 

ストリング電流モニタの製作

自宅の系統連系太陽光発電システムのストリング電流モニタを製作しました。我が家のシステムは6ストリングを並列にしてパワコンに入れてあり、設置角度が2種類になっていたり、3時以降には屋根の影ができたりするので、どのような挙動なのか楽しみです。ついでに念願の日射計も付けてみました。

DCCTはLEM製HO6P/SP33、マイコンATMEGA328P、12bitADのMCP3208、通信にはESP8266を使いました。余りもの基板の寄せ集めですが、これだけでWiFi接続できるので通信線が不要で便利です。電源はプラボックスの中に小容量のバッテリーを入れてソーラー充電するようにしました。

ストリングモニタ基板

ストリングモニタ基板

DCCT

DCCT

 

人気のESP8266を使ってみました。

自宅オフグリッドシステムのデータをパソコンに保存するために、500円WiFiモジュールESP8266を使ってみました。オフグリッド1号機はXBeeWiFiで、自宅APに接続して使っているので、今回はいままでデータを記録していない2号機用です。

Serial-Ether透過にはそれ用のファームを使わないといけないということらしく、いろいろ探した結果、サーバー機能のESP_BN2_oaというものを使いました。説明にある通りにして固定IP、AP接続をすると、次からは電源ONで自動接続してくれますので、外付けSerial-Ether透過アダプタとして使えます。設定はXBeeのような専用ソフトでは無く、シリアルから設定するのですが、その方が簡単なような気もします。

引っかかったのはパソコン側のソフトです。TeraTermではうまくいくのに、VBのTCP/IP通信では受信に失敗するのでいろいろ試行錯誤の結果、接続をしてから100msほど待ってからコマンドを送ると受信に成功することがわかりました。XBeeWiFiは半日ほどで通信が切れたのでリセットするようにしたのですが、ESP8266はどうでしょう。これから連続運転して確かめることにします。

 

LVD Switch2をつくりました。

独立太陽光発電システム用のバッテリー電圧でインバータをリモートON/OFFするものを以前作ったのですが、LT社で80V耐圧のシャントレギュレータLT3010を見つけたので48Vシステムでも使えるようにしました。電源電圧3.3Vまでシャントレギュレータで下げていますので消費電流を前回の4mAより下げないといけません。ついでに今回はFusionPCBで基板を作ったのでフラットパッケージのLT3010も楽勝で実装できました。なんと基板10枚送料込みで3,612円!すごい時代になったものです。

lvdswitch2_1lvdswitch2_2

マイコンはATMEGA168P、秋月のI2C液晶、リモート用PhotoMOSスイッチは駆動電流0.5mAのOMRON G3VMを使用しました。今のところリモートON時に2mA程度の消費電流なので、A/Dの間隔を広くするなどしてもう少し下げたいところです。

でも、家には48Vシステムが無い…

追加:ACDを止めてADCも不要なときは止めて1.6mA/60V時まで下がりました。一応目標達成です。

4月のオフグリッド発電

2013年4月

2013年4月

バッテリーとソーラーモジュールを変更してから発電量が倍増したので来月は50kWhぐらい行きそうです。時々へこんでいるのは雨の日ですが、それ以外の日はオフグリッドの場合は放電した分しか発電(充電)しないので日射によらず平坦になります。

3K社のEB100バッテリー2

オフグリッドシステムの発電は予想以上に大きくなり、毎日2kWhと倍増しました。3K社EB100は内部抵抗が低そうで、グラフのように発電してもゆっくり電圧が上昇していきます。ソーラーモジュールは3枚に増量してありますが、この消費量では2枚にして電流を減らした方が良さそうです。
変更点は以下の通りです。
ソーラーモジュール:カナディアンソーラー180Wx3枚
Boost=28.0V
Equal=28.4V
LVD=23.5V
LVR=26.5V
20130429

3K社のEB100バッテリー

以前からタイ3K社製EB100が安価で売られていたので、程度の良い中古ソーラーモジュールをネクストエナジーアンドリソース社から購入したことをきっかけに入手しました。EB仕様で、マリンバッテリーに迫る価格になっています。マリンバッテリーは安いのですが充電電圧が高くソーラーには向かないですが、ソーラー向きのバッテリーはまだまだ高いのでなかなか買えません。
EBは液式なので、比重計を買って定期的にチェックする必要があります。重いですが、しっかりした取っ手が付いており意外と扱い易いです。

3K EB100

3K EB100


CS180W

CS180W


ソーラーモジュール:カナディアンソーラー180Wx2枚
開放電圧=44.6V、短絡電流=5.34A、最大動作電圧=36.1V、最大動作電流=4.99A
バッテリー:3K社EB100-LLx2個、100Ah(5h)、120Ah(20h)
バッテリー容量は以前のPowerfit75Ah(AGM)の1.6倍になりました。
STECA MPPT2010の設定は
バッテリータイプ=Liquid
Floot=27.0V
Boost=28.4V
Equal=29.2V
LVD=23.0V
LVR=27.5V
としました。
まずはモジュールを2直でMPPT2010に入力してみましたが、開放電圧約90Vなので並列で入れた方がMPPT効率が良いような気がします。しばらくデータを取ったら変更してみる予定です。
はたしてPowerfitの1.6倍使えるでしょうか。

緑の丘.net太陽光発電所の発電状況

2012年の緑の丘.net太陽光発電所発電量です。
オフグリッドシステムと同じく、こちらも冬は家の前の林の影になってしまうため大幅ダウンしますが、4月になれば全く影にはならなくなります。消費は天候に振られてこの冬は例年とは異なる状況でした。
暖房は100%薪で、ガス、灯油は使っていないので、電気と車のガソリンが化石エネルギー消費です。温水を電気で供給しているので、ソーラー3kWでは消費の70%しかまかなえていません。冬も使える太陽熱温水器が欲しいところです。

緑の丘.net太陽光発電所2012年

緑の丘.net太陽光発電所2012年


緑の丘.net太陽光発電所2013年

緑の丘.net太陽光発電所2013年