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LORAその2

友人に頼まれてI2エレクトロニクスのLRA1モジュールを使って簡単な警報器を試作しました。送信側のブレーカーが切れたら送信器が停止して、受信器で警報を出すという仕様です。今回はLRA1のハーフピッチDIP基板タイプを使用しました。最初、ファームのバグでBASICが書けなかったり、動かしている途中で止まったりといろいろありましたが、無事動作するところまで到達しました。

受信器

当初不安定だったのでTINY13Aでウォッチドッグを作って追加してあります。その後、対応済みのファームにしてからはウォッチドッグが動くこともなくなりましたが、無線関係は心配なのでこのまま付けておくことにします。アラームは秋月のカッコウワルツです。ケースはタカチのWSCシリーズのものをサンプルで頂き使ってみました。卓上に置くにはちょうどよい形で、これからも使えそうなデザインです。今のプラBOXは加工もしやすくていいですね。

送信器を家の窓際に置いて、受信機を持って移動してみましたが、1km程度は届きそうでした。ワイヤーアンテナで心配でしたが、けっこう飛びそうです。外部アンテナも試してみたいところですが、マルツではワイヤーアンテナのタイプしか売っていません。今後のシリーズの充実を期待したいです。

Ambientで遠隔観測

Ambientというデータ保存+グラフ化サービスを利用して遠隔観測をしてみようと思っています。まずは自宅にセンサを置いて、アップロードしてみました。

センサはBME280、マイコンはESP32-DevkitCを使いました。10秒毎に測定して液晶表示して、10分毎にAmbientに瞬時値をアップロードします。

なんと、こんなグラフがちょいちょいと作れてしまいました。ここまでは無料の範囲です。リミット越えでメールが送れればsakura.ioでやっていることと同様のことができそうです。ただ、AmbientはWANに接続されたゲートウェイが必要ということが違います。センサとゲートウェイ間はLORAという広域無線通信で接続します。最終的にはTheThingNetworkの利用まで行きたいと思っていますが、Ambientで可能なところまでやってみたいと思います。次はセンサをLORAで飛ばしてどこかに置かせてもらおうと計画中です。

バッテリーの内部抵抗測定2

90AhのCCAが600台のまだ使えそうなバッテリーの充放電時に同時に内部抵抗をIW7817-ISで測ってみました。充電時は直流電源の出力を太陽光用チャージコントローラーに入れてバッテリーを充電しています。バルク充電時や放電時は問題なく測定できているようですが、吸収充電に入ると電圧がすっと上昇しますが、内部抵抗は一旦10mΩあたりまで上昇したあと0mΩになってしまいました。DE-5000+電池内部抵抗測定アダプタだと0にはならなかったので測定方法の違いがあるのではないかと思います。吸収充電時に電圧が急激に上昇する原因が内部抵抗の変化ではないかと思ったのですが、これではわかりませんでした。

充放電試験器+内部抵抗測定

mΩまで測れる専用測定器で測ればいいんでしょうが、結構な値段なので、この測定基板で当面データを取る予定です。今回はマイコンもUSB-Serialもブレッドボードで行ったので、ユニバーサル基板にしてケースに入れないといけません。

 

バッテリーの内部抵抗測定

LCRテスターDE-5000に電池内部抵抗測定用アダプタを付けて100Ahのバッテリーの内部抵抗を測ってみたところCCAが400~600にばらついているもの全て4mΩ程度だった。このLCRテスターの測定限界なのでもう少し分解能が高いセンサを探したところ東京デバイセズのIW7817-ISというセンサが見つかったので購入することにした。

以前製作したバッテリー充放電試験器に付けて充電中の内部抵抗のデータも取れるようにする予定。

充放電試験器のグラフ

充放電試験器のグラフ

それまで手動でデータを取ってみることにする。

 

緑の丘.net太陽光発電所の発電状況

2013年

2013年

2013年もしっかり発電してくれました。

冬に松林の影になって大きく下がるのは例年どおりですが、消費電力がやや下がりました。電気温水器の対策を考えねば…

 

 

 

PSOC3講習会

10年以上ぶりに秋葉原におのぼりさんしてきました。
変わったような変わっていないような秋葉原でしたが、ラジオデパートや秋月周辺は相変わらずの賑わいです。予定していた中波用アンテナとケルビンクリップ用のコネクタなどを買い込んでから、最近人気急上昇中のPSOC3の講習に行ってきました。
青果市場跡にできた巨大なビルの中で迷子になりそうになりながらやっと会場にたどりつきました。PSOC入門編のLEDチカチカから始まり、PWM、ロジック組込み、アンプ、ADとさらっとやりましたが、開発環境も使いやすく、みなさんほとんどトラブルもなくできていたようです。私の古い1GノートPCではコンパイルに1分ほどかかってしまうのが難点です。アンプとロジックが自由に組めるのが魅力ですが、ADが最大20bitというのも魅力です。PSOC3は高精度計測用のADモジュールになっているとのことですので、電力計測などの精度向上に期待しています。まだヘッダボードが無いので簡単に使用できないのが難点です。まずは電力計測に使ってみることにします。

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