月別アーカイブ: 9月 2018

sakura.ioを使った発電電流遠隔モニタ4

ON時間を4分に延長した後は欠測なくデータを送っているようですが、通常接続まで1分程度のところ時々接続までに2分かかり、2日に一度は3分かかることがあるようです。アンテナの角度を変えてから前のように連続で長くかかることはなくなりましたが、ON時間を短くすることは出来なさそうです。

.NETでパソコンからデータを取得するプログラムを作ってみました。10分毎に送ったデータを1時間に平均化してグラフにしてあります。折れ線は日射量で、各パワコンともに日射に追従した発電電流が出ていることがわかります。何事もなく動いているようです。
sakura.ioは20日間のデータを保存してくれるので、最大20日分のデータを取得することができます。JSONの日時データをローカル時刻に変換するときにたまに12時間制で返すことがあるようです。.NETのバグなんでしょうかね…

 

sakura.ioを使った発電電流遠隔モニタ3

フィールドに設置したsakura.ioの電源を入れてから接続が完了するまで、最長3分ぐらいかかってしまうことがあります。バッテリー駆動なので消費電力削減のため間欠運転しているのですが、当初3分間ONにしていたら接続が完了しない内に電源が切れてしまったようです。
2本のアンテナの内の1本を水平にしてみましたが、効果のほどはどうでしょう。今のところ1分程度で接続完了しているようです。

RTKLIBのお試し

トラ技でRTKの特集があってから機器を買ってお試しを続けています。やっと屋根の上に固定のアンテナを設置して、雨の心配なくRTKLIBを動かせるようになりました。

RTKLIBのお試し

最寄りの基地局(といっても100km離れていますが)を基準に我が家の場所をプロットした画像ですが、なかなかFIXはしてくれません。位置は10分程度で落ち着いてきますがなかなかFIXせず、1時間以上経つとFIXが続くようになってきます。画像ではFIX点が小さくまとまっていますが、昼間の間ぐらい続けていると10cm四角ぐらいばらつきます。それにしてもこの精度はすごいことです。

基板:CSGショップのNEO-M8Tボード

アンテナ:これ

以前NEO-M8PとTW2710でも試しましたが、そのときの方がFIXが早かったような気がします。アンテナの性能が大きい気がしますので、TW2710のようなアンテナに交換したいところです。いい条件のときはcmオーダーの移動記録が残るので精密な形を再現できます。RTKLIBはTCPでデータを送る機能が備わっており、VBで座標を描くソフトも簡単に実現できました。RTKLIBの作者やRTKの情報を発信されている皆様に感謝です。年内にはより高性能で安価な2周波受信機が発売されるということなので、遅れないように勉強しておくつもりです。

 

sakura.ioを使った発電電流遠隔モニタ2

製作したsakura.ioを使った発電電流遠隔モニタを実際の発電システムにモニター設置させていただきました。日射センサも取付け、CT×5系統測定にしてあります。これからデータを取得して、表示方法などの仕上げを行う予定です。sakura.ioは月64円という格安サービスなので格安モニターができるのですが、設置していただけるよう見栄えも良くしていくつもりです。

sakura.ioを使った発電電流遠隔モニタ

電源自前で、単管1本立ててもらってそれに全部取り付けていますので、設置はあっという間に終わりました。5年は稼働するだろうという予想ですが、風雨よりは日射に耐えられるか心配ではあります。