水力発電」カテゴリーアーカイブ

sakura.ioを使った発電電流遠隔モニタ5

飯島町の iNE開発株式会社 で設置した小型水力発電にsakura.ioを使った遠隔モニタを設置しました。基本は太陽光用と同じですが、発電データはすでに設置してあったPanasonicのパワーセンサからRS485で取得しています。その他に直流CTでパワコンの入力電流と投げ捨て負荷電流を計測しています。今回の電源はACアダプタですので、モニタ用の機器はほとんどこれだけで、 アンテナは制御盤の外に出してあります。

基板が入ったBOXとタイマ

sakura.ioにアップしたデータはStickPC(Win10)でプログラムを動かして取得しています。10分毎にデータを取得して、値に異常があればメールするようにしてあります。下の画像の13時頃にはメールが飛んできました。

現在sakura.ioは基板に問題が出たらしく、販売が停止しています。問題を解決して早く再開してほしいものです。

永見山水車の発電機修理

グリーンエナジー研究会という飯島町有志の自然エネルギー研究会で2009年に永見山の木製水車に取り付けた発電機の1つが故障したとの連絡があり、修理をしました。ウスが付いている方の水車にとりつけたハブダイナモの出力が出なくなっていました。24時間運転なので寿命がきたものと思われます。新しいハブダイナモに交換し、無事発電しました。水車に取り付けてあるプーリーも木製というこだわりの水車です。
大型発電機(といっても水量が少ないので約10Wの発電ですが(^^;)の方のバッテリーや街路灯の数が増設してあったので、補助発電機のソーラーモジュールを40Wのものから145Wのものに交換しました。今頃から冬の間は水量が少なく、10Wも発電できていませんでした。これで冬も乗り切ってくれると思います。
10Wx24h=240Whで街路灯の7WのLED電球5個を6時間ほど点灯させることが可能です。
のどかな山間に響く水車の音を聞きながらの修理作業でした。

ウスが付いている水車


街路灯用の水車